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宇宙開闢の神皇 天地身一大神(あめつちまひとつのおおかみ)(元無極體主王大御神(もとふみくらいみのしおおかみ))から天神七代 天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇(あめひのもとあしかびきみのしみひかりおおかみてんのう)から現天皇まで二十七朝千二百九十三代にわたる皇祖皇宗の神々をお祀りする皇祖皇太神宮は、祭式 行事 礼法など一般の神道 神社と異なるところが多々あります。 そこで今回は、初めて参拝される方がまず疑問に思われる 「なぜこの神宮では四拝八拍をするのか」「なぜ組手のとき人指だけ立てるのだろうか」 ということからご説明します。 神前で拍手するということは、世界にその例がなく、日本神道のみに残されてきた古風ですが、これは人体のもっている陰陽の神気を勢い良く打ち合わせ、その瞬間に発せられる音魂(おとだま)をもって神招(からおき)する、又は神靈に語りかける、ということです。葛城山で一言主神は雄略天皇から御衣を渡されたときは拍手して受けられた、神もまた悦びの時は慶手を賜う−という記録もありますように、神様も天皇にたいして拍手されるというところに、私たちは深い意味を知るべきでしょう。 皇祖皇太神宮では、天津神にたいし四度拝八平手(伊勢神宮式 八開手という)します。これは四方結んで八方に開くという義であり、国津神にたいし二度拝四平手(出雲大社式)しますのは、天地を結んで四方に開くという義であります。(平手は百六十まで打ってよしという記録もあります) また組手をしたとき、第二指だけを立てて剣の形に組みますのは笏(しゃく)にかえるということです。 笏はそもそも天皇が即位式をなさる(御親祭)とき先帝の左腕(肘から先)の長さの神剣をもって大嘗(おおなめ)の御祭(みまつり)をなされたところからきたものです。(現在は一位(いちい)の木でもって平板につくられ本来の意味が忘れられています。) 笏は祝詞(紹刀と書かれたこともある)奏上のとき弊にそえる−という記録もありますが、皇祖皇太神宮では、古式のまま破邪の神剣 をもって祭式をおこないます。 その笏が手近にないとき、この組手をもって代える−というわけです。 |